【広報ニセコ連動企画】誰もが生きやすい町を目指して
こんにちは☀!ニセコ町公式note担当しています、伊藤です。
先日訪れたニセコ管内のホームセンターや、家電量販店では除雪車やストーブの展示販売コーナーが出来ていたりして驚きました(*´Д`)!
冬用の長靴や冬用の軍手も新作コーナーがあり、いよいよ冬に向けての準備がスタートしたなという雰囲気が街中に感じられるようになりましたね
しばらく北海道を離れていたので新鮮に感じられます^^
今回は【広報ニセコ連動企画】!
ニセコ町広報広聴係に5年、足繫く取材に飛び回る大野さんにインタビューさせていただきました!
10月号の誌面で想いのある記事について色々聞いてみたいと思います!
📔広報担当者が選ぶ思いのある記事
伊藤)今月も執筆おつかれさまです!毎月広報誌を楽しみにされている方も多いと思いますが、ズバリ10月号を編集された中で特に思いのある記事についてお伺いします!
大野)今月は『特集』ですね!(即答 !)
「だれもが生きやすい町を目指して 生活の家の取り組み」です!
伊藤)ニセコ町の社会福祉分野について知る良い機会になればと思いますので是非裏話やエピソードなどお話お聞かせください🎤!
「生活の家」を特集しようと思ったきっかけは何だったんですか?
大野)広報を担当するようになって5年目となりますが、”福祉情報” を "必要としている方"へもっと届けることが大切だとな考えているうち、「生活の家」にも興味を持つようになり、以前からいつか特集したいと思っていました。
伊藤)そうなんですね。環境問題のような長期スパンで解決する問題があるのと同時に今を生きるための大切な情報をお届けしなければならないという課題もありますもんね。
広報ニセコ10月号では、財政情報の公示、イベントの事前告知なども掲載しています!
🏡「ニセコ生活の家」との出会い
伊藤)私が「生活の家」を知るきっかけとなったのは、協力隊活動で「生活の家」で6/24に開催された “ 春のそよ風バザー ” でした。
バザーと聞くと掘り出し物あるかなぁ~♪👕👖👒みたいな感じの気持ちと、前々職での経験を活かしてお洋服を畳んだりしてお役に立てればと思ったりしてボランティアに参加しました。大野さんも参加されてましたよね!^^
大野)はい、「生活の家」について広報誌で特集も組みたかったですし、どんな方が生活していて、どんな所なのか知りたいと思っていたので、今回初めてバザーのボランティアに行きました!
それまでは、お客さんとして買い物にいくだけでしたのでそれとはまた違って楽しかったです^^
伊藤)結構、掘り出し物ありますよね(笑)!
有島記念館の近くにあって、建物の外観も、内部の居住空間もきれいでした!春のバザーは焼き鳥なども出ていてとても賑わっていました。
まずは知ることと、関わりを持つことが大切ですよね。
🎃10月14日 秋のガレージバザー開催!
伊藤)バザーは気兼ねなく行けるし、交流する良い機会ですので、よろしければ秋にも開催されるガレージバザーへ足を運んでみてください ♪♪
たまに掘り出し物が見つかる時があるそうです!
良いものゲットしちゃいましょう~~~!!
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〒048-1531
虻田郡ニセコ町字有島47番地47
特定非営利活動法人 ニセコ生活の家
TEL・FAX 0136-44-1730
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✊パワー!!
大野)バザーのお手伝いをしてから少し経ったころに「生活の家」の「若者たち」から心のこもったお手紙が届きました☆
伊藤)私、、、朝から行けずにお昼過ぎから参加したにもかかわらず私のところにもお手紙が届きうれしかったです、、💦
大野)手紙を見たときすごく嬉しくて、とてもパワーが湧いてきて、これを見たら頑張ろうと思えるようになりました。「生活の家」の方たちにはそんな力があるのだと思いました。
それ以降、自分の部屋の壁に飾って毎日眺めています!^^
伊藤)すごい!そうなんですねっ。そんなにパワーを受け取っている大野さんにもパワーがあると思います(感動)
私も手紙を開けて見たときに、心があったかくなる感じがしてすごく嬉しかったのを今でも覚えています。
大野)人はそれぞれ持っている才能が違うと思うのですが、彼らの中には一回会っただけで人の名前を覚える方が居たり、このように受け取った人にパワーを与える手紙を書くことが出来たり素晴らしいパワーを秘めていることを知ることが出来ました。
伊藤)たしかに健常者だから完璧とは言い切れない部分はあるかもしれませんね。 ところで、「若者たち」って、若い人だけなのですか、、?
大野)いいえ、そうではないんです。
💚「若者たち」「生活の家」名前に込めた思い
大野)そこで生活する人のことを通所者、入居者と呼ぶのが一般的だった中で設立時に親や支援者でたくさん話し合われて決めたそうなんです。
地域で当たり前に生活し、一人一人の存在を大切にしたいという気持ちを込めて「生活の家」「若者たち」という名前に。
伊藤)そうなんですね!改めて広報誌を読んでみたら、40年の年を重ねてもやはり彼らは「若者たち」なのです。と書かれていて、深く思いが込められているのだなと分かりました。
ボランティア後は『生活の家だより』を自宅へ送ってくださり、「若者たち」のみなさんがバザーの開催を楽しみにされていたことや、普段どこへ出かけて、どんなことをして過ごしているのかを知りました。
大野)『生活の家だより』は、ニセコ町の図書館:あそぶっくで過去のものも閲覧が出来るんですよ~。今回特集を書くにあたりとても助かりました。
伊藤)そうなんですか?!すごいですね、あそぶっくは町の情報館ですね!
仕事や、勉強も捗る町の図書館「あそぶっく」のホームページはコチラ>>
💛「若者たち」も地域であたりまえに暮らせること
私が育った札幌市北区の小学校には養護学級があり、障がいのある子も同じ校舎だったので普通に目にしていたし、近づいたり触れ合うことも自然な環境でした。
同じ授業を受けることはないですが、校内において居ることが自然でしたので、そのおかげなのかわかりませんが、その後の人生においても障がいを持った方と接する時に身構えてしまったり、どうやって話しかければよいか分からず言葉が出ないということは無かったですね。
練馬区在住時代に外来受付として勤めていた大学病院が高度医療を提供していたので、お話が出来ない、聞こえない、見えない、歩けない、食べられない、呼吸困難、排尿困難など数えきれない多くのご病気や障がいをお持ちの方、そのご家族、多くの介護職員や福祉施設の方と触れ合うのがより日常となりました。
そんな業務の中で感じたことは、皆、同じ人間で、同じように生活があり一人ではないということ。もっというとお医者様・看護師をはじめとする医療従事者も患者様と同じ人間だということを心から感じ、学ばせていただいた気がします。
ニセコ町においても、地域と触れ合う機会が多ければ多いほど自然な形で周りから認知され、抵抗なく接することがあたりまえになるのかなと、今回の広報連動企画の取材において考えるきっかけとなりました。
株式会社ニセコまち「明日をつくる教室」で取材した過去の記事>>
💙「生活の家」と交わる機会を増やそう
大野さんにお話を聞いていく中で感じたのは、イベント開催が盛んに行われるようになった今、「生活の家」と「教育分野」との関わりをまた始められらたらよいのにな、という事と、地域と関わる場を自然な形で作っていく事が必要なのかなと思いました。
例えば、和太鼓を町の行事で演奏するチームがいて、演奏会場を「生活の家」にすることにします。
太鼓の音色を楽しみに来た方々は「生活の家」の「若者たち」の生活する場所を目にして、知ることができ、共にリズムに乗って体を揺らせば障がいがあってもなくても同じ人だと感じるはず。
地域の人にとってもいきなり人の生活しているスペースへ行くことは難しくても音楽をきっかけに行く理由が出来るかなと。
今年は8月26日に4年ぶりに福祉祭りが開催されキッズダンスやフラダンスが披露されるなど、久しぶりに子供からお年寄り、ハンディキャップを持つ人たちが交流を深めました。ここに生活の家も参加しました。
これからハロウィン🎩やクリスマス🎅行事も開かれると益々賑わいますね✨
それともう一つは、幼い時から触れ合っていければなんの違和感もないはずなので、幼児センターや学童保育の子供たちが年に一回でも「生活の家」を訪れるお散歩会をするとか、小学校で福祉に関しての実習や講義の一環として見学したり、中学校・高校ではもし自分や身近なひとが障がいを持っていたら地域とどのような関わり方をするのが理想か?を考える機会をつくるなど、触れて考える機会を教育側で作っていくことが出来れば良いのかなぁと思いました!
広報ニセコ10月号発行されました📚
『広報ニセコ』デジタル版e-booksでお読みいただくことも出来ます♪
テキスト版も作成しているので英語・中国語・韓国語への翻訳可能となっております。
冊子は町内会に加入していると自宅へ届けられます。そのほか町内主要各所へ設置していますが、町内会未加入の方や町外にお住まいの方は公式ホームページ、公式LINE、公式ツイッターでも新刊発行時のお知らせを行っております。
ご自分に合った形で是非読んでみてください💡(^^)/
今回は特集「ニセコ生活の家の取り組み」との連動企画でした。
ひそかに広報誌の誌面にはコチラのSNS媒体へジャンプ出来るようにQRコードも付いています! ニセコ町公式noteを知らない人がいたら教えてあげてください☺
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