見出し画像

北海道で1番小さいコミュニティFM放送局「ラジオニセコ」の魅力

いつもニセコ町公式noteを読んでいただき有難うございます。
ニセコ町公式noteでは、昨年移住したばかりのニセコ町役場職員の赤星がヨソモノ目線でニセコのリアルを(忖度なく)紹介しています。

今回ご紹介するのは、「聴くだけじゃない、出るラジオ」としてニセコ町民から愛されるラジオニセコのご紹介です。

ラジオニセコの公式サイトはコチラから


■ラジオニセコって?

ラジオニセコは、北海道内で最も小さいコミュニティFM放送局(ニセコ町民およそ5,000人)で、町民一人ひとりとの絆を大切に、ニセコに関わる皆さんと一緒に考え創るラジオとして運営されています。

なので町民の方であれば、大半の人がラジオニセコにゲスト出演したことがある!という「聴くだけじゃない、出るラジオ」をコンセプトに運営されています。
実際、年間およそ350人もの町民の方がラジオニセコへ出演されているそう!出演した方の写真が、ラジオニセコの壁にはたくさん貼られているので、知り合いの写真を探すのも楽しみの一つです。笑

ラジオニセコの室内には、過去の出演者の写真が飾られています
およそ5,000人の町なので、知っている人がたくさん♪


私もラジオニセコへ出演してまいりました!

実は先日、私もラジオニセコの番組「ニセコなヒト」に出演させていただきました!
当日はパーソナリティの小林愛菜さんの質問に答えながら、あっという間の15分間で楽しい時間となりました。(小林さん有難うございました🙏)
ちなみに、リクエスト曲は魔女の宅急便でお馴染みの荒井由実さん「やさしさに包まれたなら」を選曲。エンドロールの“落ち込むこともあるけれど、私、この町が好きです”はニセコ移住者として共感できるセリフです。

「ニセコなヒト」出演した際に私も写真を貼ってきました!
収録ブースは窓ガラスから日差しが降り注いで明るい雰囲気。羊蹄山も見えて景色も最高です。


■ラジオニセコパーソナリティってどんな人?

ラジオニセコのパーソナリティの皆さん

ラジオニセコでは、ニセコ町で活躍される個性豊かな皆さんをパーソナリティに迎えて放送しているのもユニークなポイント。
ぜひパーソナリティ紹介ページからチェックしてみてくださいね。

また、ラジオニセコスタッフの宮川さん中鉢さん小林さん木村さんはBlogも書かれているので、気になった方はBlogと併せてラジオを楽しんでいただけたらと思います♪


■ラジオニセコパーソナリティ小林愛菜さんへインタビュー

月曜~土曜日まで、毎日番組を担当している小林愛菜さん

大学を卒業して、新卒でラジオニセコに就職をされた小林さん。出身は札幌で、ニセコ町に移住して4年。ニセコ町民であれば知らない人はいない、ニセコ町のアイドル小林さん。私もお会いして一気にファンになってしまいました…!(照)

今回は小林さんへ、ラジオニセコについて根掘り葉掘り聞いてきました!


[赤星]
小林さんがラジオニセコで働きたいと思ったきっかけは何だったんですか?

[小林]
もともと物心付いた頃から人前で話すことが好きだったんです。中学校にあがると生徒会に所属して、生徒集会など人前で話す機会も増えて、将来は人前で話すような仕事をしたいと考えるようになりました。
その頃は、「人前で話す仕事=アナウンサー」として、漠然となりたい職業はアナウンサーと考えるようになっていました。
高校からは放送部に所属をしてアナウンスの活動をするようになり、大学進学後はいよいよ現実的にアナウンサーへの道を意識し始め、大学2回生からアナウンススクールに通うように。大学ではアナウンスサークルにも所属し、札幌のコミュニティFMで配信する機会などもありました。

エントリーシートに書いた想いは一貫して「人の話が聞きたい」だった

[赤星]
それでは小林さんはラジオパーソナリティではなくアナウンサーになりたかったんですか?

[小林]
はい、最初の内はアナウンサーを目指していて、就職活動でもTV局を中心に50社以上エントリーをしました。でも、TV局は悉く落とされてしまい、なんで採用してもらえないのかなと考えた時に気付いたんです。エントリーシートの志望動機には一貫して「人の話を聞いて、人の想いを伝えたい。ラジオの仕事のなかでメディアへ出演することが苦手な方にラジオ出演していただいた際に、その方の伝えたい内容を引き出してご紹介ができたことで、最後にその方から出演して良かったと言ってもらえた経験がとても嬉しかったから」と書いていました。これってよく考えるとニュース原稿を読んだり、事実を正確に伝えるアナウンサーというお仕事よりも、ラジオパーソナリティというお仕事の方が向いているんですよね。そのことに気付いてからは改めて自分の仕事としてラジオパーソナリティを意識するようになりました。

[赤星]
それからはラジオ局へエントリーされたんですか?

[小林]
それが不思議なご縁で、当時、母親が仕事を探していたこともあって、札幌の求人情報誌をふと持ち帰って開いてみると「ラジオニセコ」の求人募集があったんです。
さらに以前、大学3回生の時にゼミ合宿でニセコを訪問したことがあって。その際、ゼミの先生が、私がメディアの仕事を希望していることから、ラジオニセコに出演交渉をしてくれて、ラジオニセコにゲスト出演させてもらったことがあったんです。
当時パーソナリティだった三宅さんの「ラジオニセコの仕事は放送することが目的ではなく、放送でコミュニティを作ることが目的」という言葉を思い出したんですよ。この考え方こそ、エントリーシートに私が書いていた「人の話を聞きたい」と同じだと改めて気付いて…求人情報誌には中途採用募集で新卒採用ではなかったんですが、気付いたらラジオニセコに電話していました。

[赤星]
巡り廻ってラジオニセコのパーソナリティになられたんですね。小林さんはラジオという媒体についてはどのように考えますか?

[小林]
ラジオはTVや映像メディアと違って音声だけで伝えなければいけないため、その難しさはありますよね。配信する時も常に音声だけで正確に伝えなきゃと意識をしています。ただその反面で、ラジオはTVや映像メディアより、リスナーに1対1で届けていると言いますか、よりリスナーに近い存在として語りかけることができる点に魅力を感じています。

[赤星]
なるほど…。コロナ禍ではそうした近しい存在のような媒体が求められている気がしますよね。ラジオニセコのお仕事のなかで、そのように感じたエピソードは何かありますか?

[小林]
毎週土曜日にニセコ駅前温泉 綺羅乃湯(きらのゆ)で公開生収録を行っているんですけど、いつも遊びに来て下さる常連のリスナーさんがいらっしゃるんです。温泉に入るついでにふらっと遊びに来て出演してくれたり、出演はしなくてもお話しをしていってくれたり、ラジオニセコがその方にとって特別な居場所のような存在になれているのかなと嬉しく感じます。

[赤星]
これだけリスナーと近い関係のラジオ局というのも、貴重な気がしますね。きっと小林さんやパーソナリティ皆さんが日頃からそうしたラジオ局にしたいという想いでお仕事をされている賜物ではないかと思います。
さて、最後にズバリ、小林さんにとってラジオニセコとはどのような存在ですか?

[小林]
私にとってラジオニセコは「いろんな人との出会いの場」です。私自身もゲスト出演して下さる方との出会いはもちろん、ラジオにゲスト出演された方がラジオを通して誰かと繋がるきっかけになったり、あるいは人との出会いに限らず、リスナーの方が新しい物事や趣味との出会いになれば嬉しいなと思います。

小林さん、インタビューへのご協力、有難うございました!
小林さんの優しい想いが人にも伝わって、ラジオニセコに人が集まることでコミュニティが出来ているのだと感じました。


■全国どこからでも聴ける!インターネットサイマルラジオで配信中

ラジオニセコはインターネットサイマルラジオ配信で放送しているため、ニセコ地域にお住まいでない方でも聴くことが可能です。

インターネットサイマルラジオとは?

地域に密着した情報を放送することを使命とするコミュニティFMでは送信出力が一般の放送局よりも弱く定められている(原則、最大20W)関係から、放送局のある自治体によっては、住居の高層化や市町村合併による放送区域の広域化等の理由でラジオ受信機で聴取できないことから災害時の情報拡散が懸念されていました。2012年(平成24年)4月から、そうした懸念解消を目的にインターネットで遠方でも聴取ができるサイマルラジオも24時間配信が開始されました。これにより、聴取エリアの制限なく、日本全国はもちろん全世界で、いつでもどこでも聴くことができます。

ラジオニセコ以外の地域で、インターネットサイマルラジオ配信している地域はコチラからご紹介しているので気になる方はぜひチェックしてみて下さいね。


インターネットサイマルラジオ以外にも、防災アプリ「Radimo」でも視聴可能

ラジオニセコHPの「インターネットサイマルラジオ」または全国コミュニティFM防災アプリ「Radimo(レディモ)」から聴くことができます📻

📻インターネットサイマルラジオはコチラから

📻全国コミュニティFM防災アプリ「Radimo(レディモ)」はコチラから


📻YouTubeでも生配信中!

その他にも、ラジオニセコHPでは、YouTubeで収録生配信をしています。見ながらじっくり聴くのもオススメですよ。

Kira綺羅Nisekoの収録生配信中の様子
ゲスト出演された方もYouTubeで紹介されています。
この日のゲストは、ニセコ町役場 町民生活課の王さんでした♪


📻タイムテーブル

1週間の番組表はコチラから確認できます。

📻リクエスト

ラジオニセコへのリクエストやメッセージは niseko762@radioniseko.jp へお寄せください


📻法人スポンサー募集中

ラジオニセコでは20秒~スポットCMを配信することができます。※
そのほか15分~のタイム番組など、ニセコ町でのPRに役立つメニューとなっておりますので、気になる方はぜひ詳細ご確認のうえお問い合わせください。

※契約は10本以上からになります。
詳細は以下よりDLいただけます。



❅ーーー❅ーーー❅ーーー❅ーーー❅



いかがでしたでしょうか?
ぜひ町外の方も、旅行などでニセコにいらっしゃる際には、ドライブ中、旅のお供にラジオニセコを聴きながら旅行を楽しんでもらえたらと思います😊


■関連サイト
ラジオニセコ公式サイト