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ニセコまちの高性能住宅[Niseko Bokka]に宿泊体験してきた☺

こんにちは!ニセコ町公式note担当 伊藤里佐(いとうりさ)です🐦
ニセコ町へ移住して早4ヵ月が過ぎました。
アクティビティを楽しんだり、お仕事で新しいことにチャレンジしたり、町内イベントサポートをしたり、そして美味しい食事を食べ、大自然を眺める毎日のおかげで、ウエルネスな日々を送れていることに感謝しています。

快適な暮らしと言えば、、涼しそうなイメージのニセコ町といえど
1. エアコンが付いてる家は希少。暑くて寝苦しい夏。
2. これから訪れる厳しい冬。朝の凍える寒さをなんとかしたい。
 このふたつの問題を避けては通れません!(…身構える私)
 
---春と秋は最高に気持ちがよいですが、欲を言えば、『夏は涼しく、冬は暖かく。光熱費を抑えつつ ”ECO" に快適に過ごしたい!!!』

そんな貪欲な話を叶えてくれる家なんてないよね。
え?ニセコの企業がチャレンジしてる!?・・

 2020年7月に誕生した  \\”株式会社ニセコまち”//

株式会社ニセコまちのビジョン

「ニセコ町が世界に誇る持続可能なまちとして、
価値を高めていく」

株式会社ニセコまちは、ニセコ町と町内の民間事業者、専門知識を有する事業者らと一緒に出資をして立ち上げた、官民連携でまちづくりを行う会社です。将来の世代に渡って誇れるような持続可能な町を目指して、挑戦をしてまいります。

ニセコまちホームページ VISIONより抜粋

さすが環境モデル都市ニセコです。驚きました(・□・)
株式会社ニセコまちのHPを拝見しますと錚々たるメンバーが参加されているようです。

このような素晴らしい方々が英知を結集し造られる住宅はどんなものなのだろう・・・興味のボルテージMAXです!!

高性能住宅『ニセコミライ』

ニセコまちが造成する高性能住宅「ニセコミライ」。運動公園前の羊蹄山を望む立地に、建物の外観がお目見えしています。

工事中モクレニセコA棟の外観


 地域おこし協力隊もサポートさせていただいた夏祭り ” 七夕の夕べ・花火大会 " が開催された時も、すぐそこで見守っていてくれました。
2022年に造成工事を始めた第一工区は、2023年の春に建築を開始し、2024年入居開始予定とのこと。

ニセコミライ 街区計画の全体イメージ

ニセコまちが進めるニセコミライについて書かれた記事です。
↓ ↓ ↓ 以下をご覧ください


完成イメージ

SDGs未来都市に関するまちづくりについて詳しく知りたい方はコチラをcheck>>


 注目!高性能住宅・宿泊体験

これまで紹介した「ニセコミライ」の建物と同様の性能を持つ、曽我地区の高性能賃貸住宅 「NISEKO BOKKA」にて、夏の期間の居住(宿泊)体験会が開催されました!

33 坪の広さがありますが、6畳用のエアコン 1 台で夏は涼しく、冬は暖かく、 快適に暮らすことができます。ぜひこの機会に体感してみてくださいね♪ "

 この広告を目にした私は、すぐ「泊まりたい!!」と申し込み。
聞いてみると既に予約が埋まり始めていて日程調整が必要とのこと。人気のようです! なんか外観もカッコイイ・・(高まる~)

どんなところが”高性能”なのか実際に泊まって体験できるプラン


 東京に初めて移り住んだ年は、いつ夏が終わるの?いつまで暑い日が続くの?と冬眠できない熊さんのようにおかしくなりそうでした。
「エアコンの風って苦手。。」と、弱風の送風で誤魔化しておりましたが、二年目にはエアコンに慣れ、快適さにうぬぼれ、三年目にはエアコン大好き街道を歩み始めたのです。
 2023年夏も各地で頻繁に熱中症警戒アラートが発令される中、各地で最高記録を更新したというニュースも珍しくなく、北海道も例外ではありませんでした。
 約16年間の関東生活から北海道にデモドリの私は暑さに鍛えられていると思っていましたがエアコン無しの環境に撃沈、、、。起床時に水シャワー!休憩で水シャワー!寝る前に水シャワー!&冷え冷えジェル枕!といった調子で乗り越えておりました(汗)道産子は寒さに強いが暑さに弱い!

一台のエアコンで100㎡を快適に

宿泊体験当日、ご担当のニセコまち・高橋さんが玄関口で待っていてくださり、カードキーでの開閉施錠方法や設備の利用の仕方など説明をお聞きしチェックイン☺

エアコン室の一台のエアコンと4組のダクト

ニセコまち高橋さんは、機能的な魅力を以下のように挙げています。

・断熱と気密を丁寧に行うことで熱の出入りを少なくしている
・熱の出入りが少ないため、冷暖房に使うエネルギーが少ない
➡約10㎡用のエアコン1台で約100㎡を冷暖房できる
➡エアコンを自動制御し年間を通して快適な環境

光熱費を抑えられるので経済的にもうれしいですね

出典:https://nisekomachi.co.jp/nisekomirai/

次の写真のサンプルはなんでしょう?
これは実際の窓に使用されているサッシと断熱材がよく分かるものになっています。

窓に使用されている3重サッシ。厚みを変え防音・断熱機能を高める。窓枠にまで断熱材が。

冬場はマイナス気温が続くニセコ町。
ニセコに限らずですが、外の気温が家の中までもキンキンに冷やしてしまい水道管が凍るなど北海道ではあるあるの話。このサッシがそんな悩みを解決してくれそうです。

読者の皆さまには、断熱素材が建物全体を覆っているとイメージしていただけると良いかなと思うのですが、外壁・床材ともに分厚い断熱が入っています。

出典:https://nisekomachi.co.jp/nisekomirai/
壁のモック 居住・宿泊体験すると実際に見れます。

そして換気性能の説明が続きます。

「せっかく暖房や冷房した快適な空気を外に捨ててしまうのはもったいないので、各部屋の換気扇には熱交換タイプを採用、キッチンには室内循環タイプを採用しています」とのこと。

「熱交換タイプは中に設置されている蓄熱エレメントの効果で約80%の熱を回収していて、室内循環タイプでは油煙やにおいをフィルターでカットした後の空気を室内へ戻しています。」

宿泊体験前の説明をするニセコまち・高橋さん

「熱交換タイプの換気扇は、70秒ごとに給気と排気を繰り返すことで熱交換を行っています。部屋の中が20℃、外が0℃のときでも外の空気が16℃まで温められて室内に入ってくるイメージです。」

タッチパネル式の換気扇コントローラー

宿泊した晩は、台風が接近し蒸し蒸ししていたので
「今晩も寝苦しいのでは、、?でも高性能なら快適なのだろうか?」と期待が膨らみました。外観のつくりもかっこいいな~。

" 外装の色を高橋牧場と合わせることで一体感をもたせていて、軒を大きくとることで、自宅に帰った感覚を演出している” そうです。

夜の外観。高橋牧場の景観にマッチしています♡
おしゃれな玄関照明

今回は4人で体験したので、マクロビオティックのお料理が好きな方が素敵なキッチンで美味しいご飯を用意してくださって、美味しいブルーチーズや、生ハムなどを持ち寄り、少々お酒もいただいて愉しい宴となりました。

お料理が映える素敵なテーブルウエア

各自シャワーに入り就寝💤。浴室の床がふかふかです ♪

トイレがスタイリッシュ!!

翌朝。。⛅
雨上がりの牧場✨なんて爽やかなのでしょう!!
山がきれい、、、空気がおいしい、、、
半屋外バルコニーの扉を開くと高橋牧場さんが目の前に(∩´∀`)∩
・・プライベート牧場みたい?!🐄
美味しいコーヒーを用意してくればよかった、、💦後悔。

💡半屋外のバルコニーで外の空気を感じることができます 

各部屋に半屋外バルコニーがあり、朝からそこで何気ない会話をしていると牧歌的だなぁと感じます。。。
物件名の由来って、、これか、、?
(サウナがあればここで自然の風を浴びてウィスキング出来るな~。)

窓辺で過ごす時間を楽しんで欲しいと窓辺にデイベッドが設置されています

こういった空間ってお子様も大人も無条件に楽しいですよね^^!  
ちなみにわたくし・伊藤は希望してここで寝かせていただきました(笑)

【Niseko Bokka】の感想

感想その① 【Niseko Bokka】に宿泊してみたら、室内気温・湿度が滞在中ずっと均一でした! 複数人が代わる代わるシャワーに入っても、ドライヤーを使っても蒸し暑くならず、お料理の匂いもなく快適な空間でした!!

出典:https://nisekomachi.co.jp/nisekomirai/

感想その② 【Niseko Bokka】に宿泊してみたら、外観も内装もスタイリッシュで且つニセコを感じられる空間でとても良い気分になれました!笑
特に半屋外バルコニーデイベッド室内ハンモックなどが開放的でよかったです!

リビング空間にハンモック。床材やリビングの腰板は北海道産のならの木を使用し暖かさを演出

感想その③ 【Niseko Bokka】に宿泊してみたら、本当に環境にやさしい高性能住宅でした!今回は夏で、自宅ではすごく暑くて不快でしたので、エアコン一台で広い空間なのに、汗をかくことなく過ごせた事が一つの証ですね。

チェックアウトの前に体験後のアンケートを記入し、約束の時間に高橋さんへ鍵と一緒にお渡し。あっという間で残念でなりません。

今は資材高騰などが影響し、住宅を購入しにくくなっていますが、ニセコまちでは住宅性能を確保しながら価格を抑えるための取り組みを進めているとのこと。この体験会やオープンハウス見学会の参加者からのご意見・ご感想も踏まえ今後もニセコまちは発展していくことと思います。
何よりも、環境モデル都市・ニセコ町の中で先駆けてチャレンジしていることに敬意を表し見守っていきたいなという思いを抱きました!

冬も宿泊体験企画を開催予定

ここまでご紹介してまいりましたが、夏の申し込みに間に合わなかった方、興味のある方、ご安心ください^^次は冬にも開催予定とのこと!👏

2023年7月末で地域おこし協力隊を卒隊され、8月から株式会社ニセコまちへご就職された高橋さんへインタビューさせていただきました☺

伊藤)私は5月に着任して、高橋さんとは”あそぶっく祭”で活動をご一緒したのが最初で最後だったでしょうか?

高橋)覚えていますよ。その時ですよね、ニセコまちの家を見てみたいです~なんてチラッとお話したの。

伊藤)そしたらすぐにニセコまちへ就職されると聞いてびっくり致しました。お忙しい中お時間いただきありがとうございます!
どうして宿泊体験企画をやることになったか?またやりがいを感じている点についてお聞きしてよろしいですか?

高橋)はいそうですね。なぜこの企画にしたかというと、オープンハウスより宿泊体験の方が人数が限定されるので、音や温度・湿度などをより感じてもらえると思ったからです。
 高性能な住宅は快適性が向上するのはもちろんですが、経済面健康面での良い面も多いんです。燃料代などニセコ町外へ流れるお金を抑えることができ、カビやダニが発生しにくく、何世代にもわたって健康的に住むことができるのでとってもいいと思うんですよね。そこを広く知ってもらいたいです!
 ドイツでは一度建築すると何世代にもわたって住むようで、建てて壊すを繰り返す日本のやり方はもったいないなと思います。
 ニセコまちのメンバーは熱い人ばかりで、これまで日本国内では実現できていないことを実現しよう!という不屈の精神パワーがあるので本当にかっこいいんですよ。

伊藤)なるほど!その課題に挑戦する熱いチームなんですね!
私は、夏の宿泊体験会を終えて冬の環境性能にもとても興味が湧きましたし、このようなお話が背景にあると知って益々こんな家に住めたらと思いました^^

高橋)そうなんですよね。良さが伝われば多くの人にご理解いただけると信じています。これからも様々な取り組みを行い、地域として発展していけたらなと思いますので頑張ります!

伊藤)宿泊体験会の反響はいかがですか?

高橋)札幌からわざわざお越しいただき宿泊体験した方がいたんですが、すごくお若い方でしたのに ”高くても高性能の点においては絶対妥協してほしくないです” といったご意見をいただいたのがとても印象的でした。

伊藤)「冬も体験したい!」と既に考えている方も多いと思いますので、今後のイベント告知は要チェックですね~。最後にひとことお願いします^^

高橋)各施設に設置していますチラシやポスター、ニセコまちのSNS、HPなどで随時告知していきますので是非楽しみにお待ちくださいませ!

伊藤)次こそ雪景色の牧場を眺めながら半屋外デッキでホットコーヒー淹れて飲みたいです!👏

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株式会社ニセコまちの事業内容は主に以下の通りです。中には設備更新時の改修や導入のための相談も受けているようなのでご興味のある方はご活用いただけるのではないでしょうか^^

・超省エネであり長持ちし、住む人にとってもエコで快適な暮らしを提供する高性能集合住宅のプロデュースを行います。

・エネルギーと設備、建築の専門家による建物のエネルギー性能やエネルギーの消費状況を数値化し、省エネ化に向けた対策を提案いたします。

・地域の人たちが主役である地域メディア「明日をつくる教室」を運営。

・イベント活動を通して地域で人と人がつながる接点になることを目指し、これから移住を考えている方と今すでにニセコで生活をしている方との交流のきっかけづくりの場となるような地域イベントを開催。

・地域のエネルギーをなるべく地域で賄うことで、地域内経済循環を増やしていくことを目指した事業。

オープンハウスも随時予約を受け付けているそうなので、チラッと覗いてみたい方はニセコまちへお問い合わせください👍🏠🐓

高橋牧場側から見た【Niseko Bokka】

読者の方からの意見をもとにnote運用したい

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「ぜひニセコ町公式noteに取材にきてほしい!」
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といったご意見から、記事のご感想まで募集しています。
ぜひお気軽にお声を寄せていただけたらと思います。

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