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♬音楽のチカラで ONE TEAM に~「OK・NISEKO(オケ・ニセコ)」~♬

こんにちは!ニセコ町公式note担当の地域おこし協力隊伊藤です!
 まちに溢れる魅力的な取り組みの中から、音楽にまつわるイベントをご紹介したいと思います。

 音楽のチカラで「まち」と「ひと」を元気にさせる【ニセコ音楽祭2023】

ニセコ音楽祭2023の全体像
・10/21「MuTiA(ミューティア)」コンサート
若手女性音楽家活動応援プロジェクト
・12~3月「Pikinini音楽隊キャラバン」
地域に根差した音楽を
・3/10「オケ・ニセコ」
地域のみんなが主役に

 道内のみならず、”音楽”という共通のキーワードで、ニセコ町と一緒になって盛り上げたいと共感してくれた「ひと」が、「ニセコ町」に集まり開催されるロングランイベントです。

 2023年10月に開幕したこのイベントは、2024年3月10日(日)のミニオーケストラ 『OK・NISEKO(オケ・ニセコ)』で幕をおろします♬

 今回は、プロアマ関係なく、ニセコ町内のみんなで楽しく楽器を演奏することを目的とした町民参加型のミニオーケストラがどのようにして始まり、つくられたのか?取材しました!!



♬キーパーソンの鹿内さんにインタビュー!

3月2日練習を取りまとめる鹿内先生。町民センターにて

鹿内弘子(しかないひろこ)先生

函館出身。札幌大谷短期大学音楽学科卒業。ニセコ町で音楽教室を開かれて30年以上。ニセコに来る前も4、5歳くらいのお子様や小中学生、おとなの方まで頼まれれば教えてきたそう。やさしい人柄の中でも集中してやるところは真剣に。というメリハリのあるピアノの個人レッスンは信頼され、ひとまわりして教え子のお子さんが現在生徒として通う教室に。
Pikinini音楽隊で活動されていて12月と6月の年2回定期コンサートを開いている他、温泉宿泊施設「甘露の森」にて森の演奏会に出演。

Q. 町民楽団の誕生ストーリーを教えてください。

A. 町長と職員さんの会話の中で音楽のイベントがあったらいいね。と、ふんわり話が出たそうです。そこで元々、デイサービスセンターや幼児センターに出向いてコンサートを開くなどしていた、Pikinini音楽隊と何かできないだろうか?とイベント案が浮上して、それなら町民の中から楽器を演奏できる人を集めてミニオーケストラにしてはどうかという話になりました。
 エントリーシートで募集したところ20名以上の応募があり、あっという間にイベント開催の話が決まりました。


Q. どんな方が参加しているのですか?

A. 本当にいろんな方がいますよ。
 演奏の経歴もさまざまで、20年ぶりに楽器に触れる方もいれば、移住予定なので2ヶ月合流が遅れるけれど参加したい!という方まで。
 地域の学校の音楽部からは、ニセコ高校から教師含めて6人と、ニセコ中学校から3人の方も参加しています。
 楽器はぜんぶで13種類!打楽器は4種類!
 お名前にカタカナのついた方がたくさんいて、さすがニセコ町だなと感じました。10代~60代まで世代も幅広く生活スタイルもさまざま!です。

各パートごとに練習を重ねて 撮影・伊藤

Q. 苦労されたことややりがいがあったところは?

A. 一つ目は、みんなバラバラの経歴なので熟練度を把握することです。
 その上で、一人ひとりに合ったパートごとの楽譜をつくったのですが、直しも含めて20名超分をつくるのに1.2ヶ月かかったところが大変でした。
 二つ目は、全員が揃わないとひとつの曲にならないので欠席・遅刻・早退があると準備を急遽練習ごとに変えたりしないといけなくなることです。
 まだ(取材日2024.2.13)全員参加での練習が出来ていないので、音を合わせられず、「イケるぞ」というところまでいっていません。
残り数回の練習では厳しさも少し足しながらがんばります^^。

Q. 注目して欲しいところは?

A. むかし、ニセコ小学校80周年の学芸会でやった『ニセコ町のうた』を全体合奏でやる時にニセコ町で20年以上活動している合唱団【コールブーケ】の皆さんが歌います。
 あと、ゲスト指揮者にニセコ町長をお呼びしたくて、お願いしているところなので、実現すればけっこう話題性があるのかなぁと期待しています!

 →→→町長の出演が決定💖!!
片山町長が振るタクトで演奏される「ニセコ町のうた」は必見です!お誘いあわせのお越しくださいませ✨

ご存知のかたもそうでない方もご一緒に!!


 最後は木村拓哉さん主演のドラマ、『GOOD LUCK ! 』主題歌で使われていた「DEPARTURE」という曲でフィナーレを飾ります。
オケ・ニセコの出発を表現したい。とプログラムを組みましたのでお楽しみに ^^) 

😊プログラムを先取り!👐

和太鼓演奏『三宅太鼓』

1.フルート・リコーダーアンサンブル
 「HAPPY BIRTHDAY」変奏曲

2 .   クラリネット二重奏
 「虹の彼方に」

3 .   トランペット三重奏
 「花は咲く」

4 .  鍵盤ハーモニカ四重奏
 「モーツァルトメドレー」

5 .  弦楽器アンサンブル
 「カノン」

------------休憩----------------

6 .  ニセコ高校音楽部
 「Love so sweet」、「怪獣の花唄」

7 .  ピキニニ音楽隊
 「東京ディズニーランドメドレー」、「ライオンキングメドレー」

8 .  OK・NISEKO
  「ニセコ町のうた」※片山町長が指揮者でご出演!
  「DEPERTURE」

鹿内先生が書かれた当日の会場図下書き

♬サポーター・地域おこし協力隊:宮前亜郷さん

 1年目のニセコ町地域おこし協力隊としてこども館で従事する傍ら、オケ・ニセコイベントを支える事務局として、昨年10月から練習の準備やサポート、情報共有の連絡役、イベント当日の運営をサポートする、宮前さん。

地域おこし協力隊:宮前亜郷(みやまえあさと)さん 撮影・伊藤

 東京都稲城市出身。26歳。両親の仕事で中国に5年在住した経験を持ち北海道札幌市で大学生活を過ごし、2023年4月ニセコ町地域おこし協力隊として着任。こども未来課配属で主にこども館で託児や学習サポートに従事する。趣味は卓球で毎月大会に出るほど。卓球や配属先業務を通して町民の方々との交流を広げることが出来たという。自分らしい形で自立に繋げたいと話す。

取材日:2024.2.7

Q.もうすぐ本番ですね。イベント運営に関わってみて大変だったことや苦労したことはありましたか?

A.はい。10月に初めてメンバーが集まり、1日2時間程度の練習日程をこなしてきました。
 自分はグループLINEでメンバー皆様に情報共有する役割を担当しています。具体的にはメンバーの出欠の取りまとめ、練習会場の設営・練習風景の撮影や録音など仕事の内容が多岐に渡りますが、やりがいを感じております。
 演奏者は27名で、学生、主婦、社会人と生活はバラバラ。集まれたり集まれなかったりする中での練習は簡単ではありません。
 自前の楽器で演奏するひと、学校の楽器を使用するひと、得意な楽器が各々違うひとたちが集まり、親睦を深めながら、限られた時間で音を合わせています。
 普段会うことのない方々が団結していくうちに、音が合わさって曲になっていくのが面白いです。自分はこのイベントで今まで関わりのなかった人との交流を深めることが出来て、とても良い経験になっています!

===演奏者として出演する地域おこし協力隊の高木北斗さん===

2023.10.14 生活の家バザーにて演奏

 高木さんは、協力隊活動の中でも演奏できる機会があるごとに自作の楽器を持ってきて弾いてくれますが、今回はミニオーケストラのメンバーとして参加しています!

Q. 練習はいかがですか?
A.「今までずっと音楽はやってきましたが、オーケストラはとても新鮮です! これまで関わりのなかった方たちと一緒に交流でき、貴重な経験をさせてもらっています。
 ニセコで伐採した木を使いギターを手作りしていますが、満足いく音が出たら当日演奏に使用したいと思ってます!本番頑張ります!


♬カラダに響く和太鼓の音

 ニセコ町役場からは企画環境課の有志メンバーが「八笑(やわら)会」を結成。オープニングアクトとして和太鼓を演奏します。
 
【メンバーの声】

・阿南(孝)「きっかけは学生時代に京都で和太鼓を打っていた経験から、仲間と一緒に息を合わせ曲を作り上げることに魅力を感じたことです。
ニセコでもやってみようと周囲に声をかけたところ賛同くださる方が複数いて、今は定期的に集まり演奏を楽しんでいます。」

・伊藤「幼い頃からの憧れ。小さな地元町内会で見た ”あさひ太鼓” がかっこよくて、やってみたいなぁとずっと思っていたんです。声を掛けられたときは、やってみたいです!と即答でした(笑)」

・青木「太鼓の音が好きなんですよね~。純粋に楽しそう!やってみたいからはじめました。叩いているといつの間にか無の境地に(笑)。」

・大野「新しいことに挑戦してみようと思ったのと、楽しい仲間と仕事以外にも繋がれる場所っていいなぁと考えてチャレンジしました。」

・阿南(桂)「和太鼓は音楽であり全身運動と聞き、楽しく運動不足解消できればと思い始めました!」
 
 代表以外、全員が初心者。太鼓に慣れ親しむ感じから~曲を構成出来るまでに腕があがりました。オケニセコの前座を務められるとのこと楽しみですね!
 ツクドンツクドンツクドンドン♬(^^♪
観に来てくださる皆さん、「ヨイショ!」の掛け声で盛り上げていただけると嬉しいです★

町民センターでの三宅太鼓の練習風景

♬3月10日「オケ・ニセコ」コンサート開催!

 まち全体で一緒に楽しんでいただく機会として、OK・NISEKOコンサートを開催します!!

 ■日時/3月10日(日) 午後2時~(30分前開場)
 ■場所/町民センター
 ■入場/無料、申込不要
 ■駐車場/町民センター、役場駐車場をご利用ください。
  ※スペースに限りがありますのでご留意ください。
 ■問合せ/ニセコ町音楽イベント2023実行委員会 
  Mail:niseco2022□gmail.com(□を@に変換) 担当=赤星

駐車場には限りがございます。できる限り乗り合わせでお越しください。




補足情報💡。
同日開催となりますが、「新品よりもずっといい」をテーマにアウトドアブランドPatagoniaさんがリペア(修理)イベントを開催します。

3/10(日)限定でニセコ中央倉庫群との連絡バスが運行されますので、
オケ・ニセコとあわせてお楽しみいただく際に大変便利です^^
是非イベントを通して充実の一日をお過ごしください🎺♪

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『Worn Wear Snow Tour in 北海道 | パタゴニア | Patagonia』
2024年3月10日(日)
ニセコ中央倉庫群
〒048-1512 北海道虻田郡虻田郡ニセコ町中央通60−2

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