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ニセコ町公式note 1周年をむかえました!

はじめまして、北海道ニセコ町の公式noteを担当します、「地域おこし協力隊」の  伊藤 里佐(いとう りさ)です🌱
私は令和5年4月28日にニセコ町民になったばかりで、令和5年度5月1日着任のほやほや隊員です!
配属先はニセコ町役場で企画環境課広報広聴係で働いています。

じゃがいもを持っているニッキー♪、かぼちゃを持っているアニッキー♪
ニセコ町の鳥として指定されているアカゲラがモチーフなのだそう!

令和5年3月まで東京の大きな医療機関で10年余り医療事務として外来の受付に従事していました。
漠然と起業したいという想いがあったのですが、様々なセミナーや記事を検索しているうちに、総務省の「地域おこし協力隊」の制度を知り、ぜひ活用して、ふるさとの北海道へUターンし、ニセコ町で企業をめざしたいと思って来ました。
いわゆる “ 都会に染まって戻ってきた ” 私が、” デモドリ "目線だからこそ気付くニセコ町のユニークなポイントを赤裸々に語っていくことをコンセプトに、これからnote記事を書いていきたいと思います。

ニセコ町公式 note では、いまニセコ町で話題の情報、オススメのスポットや、移住者・起業者が増えている背景や、ここでしか話せない裏話など…
自由に発信していきたいと思います。

※なお、こちらの note 内で「ニセコ」と記載する場合は、ニセコ町・倶知安町・蘭越町のニセコ観光圏を指します。

5月初めの蝦夷富士『羊蹄山』。最高に気持ちのいい季節。
見る角度をかえると少し形がちがうようです^^

📝地域おこし協力隊とは?

2009年から総務省によって制度化された「地域おこし協力隊制度」は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に移住して、地域ブランドや地盤産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体に任用され、任期は概ね1年以上、3年未満です。
2022年度時点で国内に6,447名の方が活動していて、これまでで最も多くなったそうです。ニセコ町では2023年6月現在28名の隊員が活動しています。

●ニセコ町地域おこし協力隊の活動はコチラをCHECK!

どんな土地かも分からなくていきなり移住するのは心配なかたは、お試し移住というのもあるようです。実際に来てみて決められるのは良いですね。

ニセコ町地域おこし協力隊公式のHPYouTubeInstagramをはじめ、
こちらのニセコ町公式noteも参考になりますので是非ご覧ください。
私自身、まさにこれらを見て情報収集していました!😊

●私がなぜニセコを選んだのか? なぜ協力隊になろうと思ったのか?

わたしがニセコを選んだのは大きく2つ理由があります。
・一つ目は、出身地である札幌に在住していた頃から何度も訪れていた大好きな遊び場だったから馴染みがあった
・二つ目は、馴染みのあるニセコが世界で100選に選ばれている持続可能な観光都市に成長している町で、わたしも何か取り組みたいと思ったからです。
そしてなぜ地域おこし協力隊になろうと思ったか?
・協力隊に任用後、配属先の業務が与えられ働くことができるのと、仕事を通じて町と関わり、町を知る事ができるので自立する際に絶対に役立てることができるだろうと思ったからです。

隊員の中には旅行で来てニセコに感動したからというきっかけで移住を決めた人も少なくありません。詳細は協力隊公式HPの隊員紹介ページで紹介されています。

●地域おこし協力隊としてやりたいこと

配属先業務である広報のお仕事で情報発信業務を学びたいと思っています。なるべく町内イベントに参加して人とのふれ合いと、知り得た情報を皆さんの役に立てるような形で発信していきたいです。スキルは無いようなものなのですが楽しみながらやりたいです。
わたしはコワーキングスペースの運営簡易宿泊施設の運営をしたいと考えているので、ワーケーションも盛んなニセコで、自然の中で心身の健やかさを保ちつつ、数多くの移住者や海外の方などが混在する多様性を存分に活かしたアイデアで地方創生のためになにかしたい!と考えています。

●ニセコとはあなたにとってどんな場所?!

もともと札幌市出身の私にとっては
あそびに行く場所・おいしいものを食べに行く場所・癒やされに行く場所”
その3つでした!
主に、スノーボード🏂キャンプ⛺グルメ😋温泉♨。 
他には、カヤックロッククライミングを一時期かじっていたほどのアウトドアガールでした(過去形)。いまではその面影はすっかり消えています😏
現在は ”お仕事する場所” が加わり、ますます大切な場所になること請け合いです。

🔎そもそもニセコ町ってどこ?何で人気なの?

ニセコはスキーリゾート地として国内外から人気のエリアです

ニセコ町は、北海道西部の後志(しりべし)管内のほぼ中央に位置し、東に国立公園・羊蹄山(標高1,898m)、北に国定公園・ニセコアンヌプリ(標高1,308m)の山岳に囲まれた丘陵盆地となっています。

●ニセコといえば登山やキャンプ、ラフティングなど、夏もアクティビティもいっぱい!

ニセコ東山系はアンヌプリ、イワオヌプリ、ニトヌプリ、チセヌプリ、シャクナゲ岳からなり、日本海側にある西山系とあわせてニセコ連峰があります。まるで富士山のような形をした羊蹄山も登山で人気のスポットです。
また、フットパス湖沼ウォーキングサイクリングも盛んです。

町の中央には一級河川・尻別川も流れていて、夏には尻別川でラフティングや釣りも楽しめます!(こちらはまた夏に改めてレポート記事にしたいと思います)

夏には大自然のなかでゴムボートに乗って川下りが楽しめるラフティングを!

キャンプ場もあるので〆はバーベキューをしながら星空観察。早朝には鳥のさえずりという贅沢な時間を過ごせます。

●ニセコといえば、やっぱり“パウダースノー”! 

そして言わずもがな、ニセコと言えば有名なパウダースノー!!
今では世界中のコアな滑り手から”JAPOW"と呼称されるほど、新雪は「世界最高級」のクオリティーと言われています。
毎年シーズンになると、「え、ここ日本なの?」と思うほど海外旅行者で賑わうそう。
街でも一部飲食店ではメニュー表記がONLY ENGLISHだったり、店員の方も海外からの方が多く、海外旅行している気分を楽しめるのもニセコの魅力のひとつ。近年「ニセコ留学」も注目されているようです。

ニセコといえば、パウダースノー!世界のファンの間では"JAPOW"といわれています

そんな「冬も夏も全力で楽しめる町・ニセコ」は、札幌市や千歳空港からは車で2時間ほど。小樽市へも1.5時間程度、函館へも3時間程度と、道内のいろんなエリアへアクセスしやすい立地も、人気の理由です。

アクセスがしやすいニセコはどこへ行くにも便利!!

●どこへもアクセスしやすいニセコの立地

ニセコに住んでいる方たちは、札幌、小樽、函館は徒歩圏内と言うほど、車があればどこにも行きやすく便利な場所にあります。自然のなかを走るドライブ時間も最高です!
北海道旅行の際には、ニセコを拠点に道内各地へ旅行してみてはいかがでしょうか?
さらに!2030年には北海道新幹線の札幌延伸に伴い、ニセコ地域に新幹線が開通する予定です。東北新幹線の新青森駅から札幌駅に至る延長約360kmに及ぶ延伸計画で、平成28年3月26日、新青森~新函館北斗間の約148kmが開業し、さらに新函館北斗から札幌までの約212kmを、2030年度末開業予定に向けてトンネルを結ぶ宮田高架橋の建設工事が令和5年5月31日にはじまりました。
ちなみに、北海道新幹線では、青森県今別町の奥津軽いまべつ駅、北海道の木古内駅、北斗市の新函館北斗駅、新八雲(仮称)駅、長万部駅、倶知安駅、新小樽(仮称)駅、札幌駅の8駅の設置が予定されています。(2022年3月現在)

●CHECK >>ニセコ観光モデルコース
●CHECK>>
観光マップ・パンフダウンロード

👓実際に移住してみて気付いたこと、驚いたこと

まず衝撃なのが、夏が過ごしやすい、いや、過ごしやすいを通り越して
ニセコの夏が過ごし良すぎる!!(両手バンザイ!感涙!)という歓喜。
夏=蒸し暑くてエアコン必須の世界でしたので、これは大激変でした。

●ニセコの夏が最高だった

ニセコ町では年間の平均気温は5.7度で、真夏の8月でも平均気温19.8度(1991~2021年平均)。湿度もなくカラっとした過ごしやすさは、まさに避暑地!
そして秀峰・羊蹄山の長い歳月をかけて濾過されてつくられた名水のおかげか、食事は何を食べても美味しい。特にパンはどのお店で食べても本当に美味しくて感動。。🍞 ちなみに羊蹄山源水は、環境省の定める「日本の名水百選」にも選ばれています。
東京にいる時は別に夜に暗闇を感じることはなかったのに、ニセコに来て夜ってこんなに暗いんだ!?星空がきれい!!と感動しました。 これだけでもニセコに移住して良かったと感じます。

●ワーケーションブームのニセコ

そんな「過ごしやすい気候」「豊かな自然」「美味しい食」の三拍子が揃った夏のニセコは、密かに旅行者が多いのですが、実は最近、旅行だけではなく、「ワーケーション」でも人気になってきています。

JRニセコ駅の前にあるニセコ中央倉庫群旧でんぷん工場(以下:中央倉庫群)は、まちの交流拠点施設として、町民だけでなく旅行者やワーケーション利用者にも活用されています。

こちらが旅行者やワーケーション利用者に活用されている中央倉庫群の外観です。
サイクリストには嬉しい🚲スタンドもあります。
ちなみに冬はこんな感じでぬくもりが増します。
中はこんな感じで自由に使えます!

館内は自由に使えるフリースペースになっていて、Wi-Fiも飛んでいるのでリモートワークにも最適。2階には15人程度が入れる創作活動室と、4人程度が入れる作業室兼テレワークサテライトオフィスがあり、どちらも空きがあれば利用可能(一部予約も可)です。作業室はテレワーク利用の場合1時間あたり220円~利用可能なので、ニセコに旅行に来たついでにちょっと仕事したい時や、オンライン会議などにも重宝します。
※2022年3月現在、コロナ対策の観点より、創作活動室は10名程、作業室兼テレワークサテライトオフィスは2名程で案内しています。ご利用前に最新情報の確認をお願いします。

CHECK>>料金表・予約はコチラか

🌲最近ニセコでアツい話題と言えば

そして、ニセコ町といえば最近話題なのが「移住」「起業」の多さ。

(出典)日本経済新聞/北海道「教育移住」1位はニセコ、179分の3の輝き2021年10月8日掲載

❝ 10年前の2011年と比較した21年の年少人口(15歳未満)が増えたのは、北海道179市町村ではニセコ町、厚真町、東川町の3町のみで、ニセコ町は北海道の市町村で唯一2ケタの11%増となりました。国内だけではなく海外の方の移住も盛んで、まさに多様性に富んだニセコ町。❞
(日経新聞2021年10月8日掲載)

ニセコ町へ移住された奥田さん。現在は移住定住支援員として働いています

●北海道の教育移住1位のニセコ

中央倉庫群の館長を務める奥田さんも同じく移住者で、いまはニセコ町移住定住支援員として移住者へ情報提供や移住に関するサポートのお仕事もされています。
移住について気になる!リアルな話を聞かせて欲しいという方は、こちらから奥田さんへ相談ができます。
そして何を隠そう、奥田さんはニセコ町地域おこし協力隊出身者でもあります。

💙ニセコ地域おこし協力隊は新規事業も活発 

●車のことなら「合同会社エッジストーン」

代表の石角健一さん

ニセコ生活に車は必須。来てから購入するという方も多いと思います。車両の購入はもちろん、雪道用スタッドレスタイヤの交換や日常点検メンテナンスなど幅広く対応してくれる頼もしい存在!協力隊の活動を通して町との絆もあり役場の方も利用されていたりと信頼ある”まちのくるま屋さん”です。さらに車以外の施設の清掃管理もされているとのことですので是非ご利用ください!

事業内容:自動車整備、メンテナンス、車検代行、農機具等のお困りごとの対応。ハウスクリーニング、施設管理、家事代行等。
具体例:季節ごとのタイヤ交換タイヤ販売オイル交換等の日常メンテナンス・故障や心配事があればお預かりして即対応できるものは部品を調達して修理。重整備については提携工場へと迅速に対応することを心掛けています。例えば移住者や女性のかたなど、どこに相談していいかわからない、どうしたらいいかわからない等のご相談を受けます。
集合住宅の共用部清掃管理、アパート等の退去清掃、高齢者宅の介護支援で対応できない清掃などのサービス

問い合わせコチラから
>>✉アドレス 自動車es.garage15@gmail.com 清掃管理es.osouji15@gmail.comまで!✨

●ロッジ「Alpenglow Lodges Ginkei」

(アルペングロウロッジ ギンケイ)は、協力隊員の重野さんがご主人と地域のペンションの事業継承し営業されています。
Instagram>>Alpenglow Lodges - Ski Niseko Annupuri - Ginkei(@ginkei_annupuri) • Instagram写真と動画
HP>>Alpenglow Lodges Niseko Japan

雪とのコントラストがすてきな外観

ニセコアンヌプリのゲレンデから徒歩3分という好立地でウィンターシーズンはもちろん、夏はラウンジから気球が眺められる最高のロケーション。ロゲイニング(※)を楽しむ方からも人気となっています。英会話ができるかたは従業員も募集中とのことですので、気になる方はお問い合わせください。

●「Hikobayu」


茨城県出身の澤田佳代子さんと青森県出身の夫・健人さんはトドマツの枝葉から抽出した香り付きのエッセンシャルオイルなどを製造・販売している、「Hikobayu」をスタート。2人はともに2015年に地域おこし協力隊としてニセコ町で働き始めました。3年目に起業、隊員時代の経験を生かし、開発した商品は、訪日客でにぎわうホテルや温泉で扱われ、通販サイトでも人気です!
ニセコ駅前の綺羅乃湯さんのサウナではHikobayuの精油がセルフロウリュで楽しめます!香りが蒸気になり全身で浴びると発汗が促進されてスッキリ爽快です ♪ 

●森林資源の循環に取り組む「ニセコ雪森校舎」

築76年の旧福井小学校を再利用。

私たちニセコ雪森考舎は
域内経済・資源循環の向上を目指し、
森と経済と暮らしをつなぎ、
持続可能な地域づくりに努めていくとともに、
ニセコ町の魅力・価値を高めていきます。
6月中のWebサイトの公開を予定しております。

雪森考舎では現役の地域おこし協力隊がスタッフとして働いており、木工の体験サービスを受け入れている他、製材作業場としての貸出しなども視野に入れています。※今後の状況に応じて変わる場合がございます。

ナチュラルな木のぬくもりあるカラトリー❤

●「NISEKO 農 POTATO SENBEI」


中央倉庫群では現役の地域おこし協力隊員がスタッフとして働いており、新しい事業やサービスへの取り組みを企画しています。そのなかでも注目されている企画が、2020年12月から販売を開始した、ニセコ産のジャガイモを使ったNISEKO 農 POTATO SENBEI」(540円/税込)の商品開発。
ピンクやパープル、イエローといったカラフルなお煎餅、実はこれ、着色料を一切使わずジャガイモ本来がもつ色だけで色を出しているのだそう。
「インカのめざめ」からはイエロー、「シャドウクイーン」はパープル、「ノーザンルビー」はピンクと、5種類のジャガイモからそれぞれ開発されたお煎餅は、味付けも薄味なので、ジャガイモ本来の味を品種ごとに楽しむことができ、着色料・保存料も一切使用していないので、小さいお子さんがいるご家庭や、お土産品としても人気なのだそう。

🚩ニセコ町公式noteで目標にしたいこと

これからこのnoteでニセコ町のことを紹介していくうえで、以下3つを目標に運用していきたいと考えています。

■ニセコ町公式note運用目的
①ニセコ町のことを全く知らない人へもニセコ町について知ってもらいたい➁道内・道外・海外に関わらず多くの方と繋がりたい
③読者の方と作るnoteにしたい(ご意見ご感想、絶賛募集中です!)

1.ニセコ町について知らなかった人へもニセコ町の魅力を知ってもらいたい

以下のカテゴリごとにマガジンをつくって、記事を公開していく予定です。ぜひ気になるカテゴリがあれば記事をチェックしてみてください!

  • ニセコ町が大切にする「理念・思想」

  • ニセコ町の「移住」と「起業」の話

  • ニセコ町の「イベント」の話

  • ニセコ町の「グルメ事情」

  • ニセコ町で今アツい「スポット」

  • 「ニセコファン」たちの話

2.道内・道外・海外に関わらず多くの方と繋がりたい

noteの情報発信を通じて、多くの方とつながれたらと思っています。ニセコが好きな方は、ぜひnoteでハッシュタグ「#ニセコのここがスキ」をつけて投稿してください!読みに行くことはもちろん、ニセコ町公式noteでもご紹介させていただくかもしれません。

3.読者の方からの意見をもとにnote運用したい

ニセコ町公式noteへのご意見お待ちしております。

「もっとこんな記事が読みたい!」
「ぜひニセコ町公式noteに取材にきてほしい!」
「ニセコ町で最近話題の●●を取材してきて!」
といったご意見から、記事のご感想まで募集しています。

ぜひお気軽にお声を寄せていただけたらと思います。

■ニセコ町公式note|読者皆さまからのご意見BOX

note記事コメント欄からご意見くださいませ🙇

これから宜しくお願いします。😃

#ニセコ #niseko #起業 #移住 #北海道
#まちづくり #自治体公式note #ニセコのここがスキ