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【広報ニセコ連動企画】~広報担当青木さんが選ぶ思いのある記事!


この日は町民のみなさまと町のごみを拾うクリーン作戦!

広報広聴係の星、青木未歩さん

札幌市出身。幕別町から転居し、ニセコ高校へ入学。
卒業後ニセコ町役場へ入職。税務課で1年勤務したのち企画環境課広報広聴係に2023年4月1日より着任。
この春よりカメラを引っさげ町内を駆け巡る期待の星。取材を通じて町の魅力と大切な情報を発信する。趣味は音楽鑑賞。

伊藤)「広報ニセコ連動企画第二弾! 前任赤星さんに変わってインタビューをさせていただきます伊藤です。5/1から地域おこし協力隊としてニセコにやってきたばかりですが『広報ニセコ5月号』は大切な情報が盛りだくさんですね。移住者にとって大切な情報源です。
青木さんは広報ニセコに今月5月号から携わっていると伺いました。
・コンビニで住民票・印鑑登録証明書が取得できるようになりました 
・まちの話題 町内各学校で入学式 
・くらしの情報 
この3つの記事を担当されたそうですが、その中で一番思い入れのある記事はなんですか?」

青木)「一番は、初取材に行ってきてと大野係長に言われて向かった入学式の記事ですね!
くらしの情報のレイアウトにも大変苦労したのですが、それよりももっと意気込んだのは、入学式の記事でした。子どもたちが元気いっぱいでちっちゃくて明るい笑顔がはじけて本当にかわいくて。
学生の頃毎日通っていた母校の " ニセコ高校 " へ仕事で行ったときは、不思議な気持ちになったりして、学生時代の自分と今の自分をくらべて成長したなぁと感慨深いものがあったからです。
お世話になった先生方からも、立派になったねと声をかけていただき、自分の成長を実感できてうれしかったです。」

         

町と町民の情報共有「広報ニセコ」


        新生活スタート!
         町内各学校で入学式 」


 新年度を迎えた4月、町内の各学校では入学式が行われました。この春、新たな学校生活をスタートさせたのは、ニセコ小学校38人、近藤小学校9人、ニセコ中学校40人、ニセコ高校23人の新一年生のみなさんです。
 新入生は新しい制服に身を包み、最初は緊張した面持ちで入場しましたが、壇上に上がった先生や上級生からのエールを聞き、最後には笑顔で式を終えました。

広報5月号 期待と楽しみでいっぱい!(ニセコ小)

移住したきっかけは海外に行きたくて

伊藤)「それはとても素敵なストーリーですね。
母校だったんですね、ニセコ町のご出身なんですか?」

青木)「出身は札幌市ですが父の仕事の関係で、池田町、旭川市に転居し、現在 実家は幕別町になります。
両親から寮制の高校を4校(名寄、三笠、音威子府、ニセコ)提案されて、憧れの海外マレーシアに行ける!とニセコ高校を選択し移住することにしました。
人と話すのが苦手で、克服するには何がいいかなと考えて、観光に携われば人との交流も多いしよいのでは?と。
5年前ニセコ町を見学に訪れた際、国際色豊かな観光都市だということに衝撃を受けました。比羅夫エリアはほぼ外国!!
それと、山がどーん!とあってその景色に感動したことが決め手でした。」

伊藤)「パスポートが必要なのでは?!と勘違いしてしまいそうですね。
それほど国際色が豊かなニセコ町において ”海外”、”観光”というキーワードが出ましたがニセコ高校ではどのようなことを学んだのですか?」

青木)「ニセコ町近藤地区の観光ツアーを考えて参加者を募って実際に案内したり、地元企業とコラボレーション商品をつくったり、京野菜の九条ネギを育てて駅前のファーマーズキッチンポンポンという飲食店でpizzaにのせてもらったり。
ニセコ高校では、”生徒会”のことを、”農業クラブ”と呼ぶのですが、専攻班ごとに分かれて生徒が主体的にプロジェクトなどに取り組みます。
私は副会長を務めていたのですが、みんなの前でお話しする機会が増えて、人見知りで引っ込み思案だった性格に良い変化が起きました。
座学よりも実践が多く、地域イベントのボランティア活動などで町民の方や地域おこし協力隊の方などと交流する機会が多くあり、人とのふれあいがあたたかくて楽しく取り組めました。」

伊藤)「まるで地域おこし協力隊そのものの活動のようですね。ニセコ高校の取り組みが地域の活性化や事業にもすごく身近に関わっているのがよく分かりました。」

新緑のニセコ高校。三角の帽子がかわいい🌷

道外・関東圏より移住に興味のある方、6月に浅草でイベントがあります。
ぜひご活用ください!


コロナで予定変更・・でも実りある時間に!

青木)「4年生に進級するとマレーシアで半年間ホテル実習を行える予定だったのですがコロナ禍で行けなくなってしまい、町内でのインターンシップをすることになりました。
最初の行き先は『ニセコワイナリー』でした。
ニセコでオーガニックのスパークリングワインを作る本間さんとの出会いが私を変えました。
2か月間の研修では、ワイン用ぶどうの苗を植え付け、いちから1つのヴィンヤード(=ぶどう畑のこと。)を作ったり、ぶどうの収穫からワインができるまでの工程をひとつひとつ経験させていただき、本間さんのワイン造りへの想いを深く知ることができました。
フルートグラスにワインを入れたとき、スーッと縦にできる泡はニセコのシャンパンスノーをイメージして作っているそうです。
この研修に取り組んでいる中で、ニセコワイナリーの魅力をたくさん知ることができ、その魅力をもっとたくさんの人に発信したいと考えるようになりました。
そこでワインとフットパスをかけ合わせたツアーを企画し、実際に参加者を募ってニセコワイナリーのヴィンヤードや近藤エリアの豊かな自然を体感できるワイン×フットパスツアーを開催しました。」

※フットパスツアーとはイギリス発祥のウォークスタイル。景観の変化や地域の風土を楽しめる道、またその道を緩やかに歩くことで「お散歩」のイメージを持ってもらうとよいでしょう。

「観光や英語の授業では実践的な英語を学ぶ機会が多くあり、マレーシアの交換留学生との交流や、国際交流員(CIR)の方々との交流がとても楽しくて、実用的な英会話や異文化にふれることができる贅沢な環境でした。」

国際交流員と各国の言語で子どもたちに絵本を読み聞かせる「絵本ワールド」


現在はオンラインで開催している英会話サークル

伊藤)「なんだか贅沢な環境ですね~。
道外の学校との観光企画も盛んに取り組みがあるようですし、ユニークで楽しめる学習が盛りだくさんですね。
加えて羊蹄山やアンヌプリの美しい景色もあって、デートは道の駅ニセコビュープラザで美味しいものを食べたりと青春もあるなんて、きらきらしてまぶしすぎます。
具体的なお話が聞けて想像がふくらみました!」


ニセコへの想い

伊藤)「在学中には観光リゾートコースを選択して勉強していたようですが、どういった経緯で役場で働こうと思ったのかお話聞かせてもらえますか?」

青木)「高校生のときよく取材で役場の広報担当の人がカメラマンとして来ていて、かっこいいなぁと憧れていました。
また、ニセコワイナリーでインターンシップをし刺激を受けたことや、高校での授業やイベントへの参加など通して町民や、いろんな経験をされている人、地域おこし協力隊の人と交流できたことで、人と関わるのが苦手だった性格を克服することができました。
ニセコ町に恩返しがしたい。と思うようになり、卒業後もニセコで働きたい。一番恩返しができることは何か?と考えた結果ニセコ町役場で働くことに決めました。」

伊藤)「エピソードも青木さんのお人柄が溢れていて感動しています。
初年度、任期付きとして配属され、ひたすら数字と格闘する業務の傍ら勉強し、正職員として採用されました。
そこで憧れの広報担当となりカメラマンとして取材に行くなんてちょっとドラマチックですよね! 
そしてそんなお二人の元で、地域おこし協力隊としてニセコに来ることができた私もうれしく思います。」

広報を切り盛りする大野係長と青木さん
6月号に奮闘されていた合間の一枚。

伊藤)「そこまで青木さんを変えたニセコ町には、面白い人がいたんですか?」

青木)「そうですね。"よい意味”で変な人たくさんいますよ(笑)。
世界中を旅していた人や大企業で活躍されていた人など、本当にいろいろな経験をされている人がたくさんいて魅力的な方ばかりです。」

伊藤)「在学中、アルバイトや部活動はされていましたか?」

青木)「部活動は農業クラブでの活動がそれに値するもので、まちの広報誌に載せる記事を書いたり、専攻班活動では環境に優しい方法で九条ネギを育て、地域への普及を目指すプロジェクトに取り組んでいました。」

伊藤)「東京や関東で聞こえてくる話とは全く違いすぎておもしろいですね。地域の特性である農業と観光に特化した事であふれていますね。」

青木)「卒業後は、ほとんどが専門学校への進学か地元企業に就職します。甘露の森など有数の温泉施設などで働く人もいますよ。」

伊藤)「聞けば聞くほど奥深い高校ですね。羊蹄山のように裾野の広いジャンルにとらわれず未来を作っていける人材が育って、沢山のアイデアで作られるニセコ町。やはり、私も来ることができてよかったです!!」


広報で集められた情報は毎日RADIO NISEKOから町民へ届けられる


そんな私も初取材。。緊張いたしました。👻

伊藤)4月28日にニセコ町民になったばかりの私も、日々広報というお仕事に触れ、青木さんのように輝けるよう頑張りたいと気合いが入ったお仕事でした。
少し前までは、東京でいつも読んでいたこのニセコ町公式noteで記事を書けることは想像もしていませんでした。感激です。
ここには大自然があり、そこで活躍、躍動している人がいる。
これからたくさんのことに触れあっていきたいと思いました!!
青木さん、ありがとうございました!


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